| ねぇ、詩紋くん。 これが終わったら、わたしたちもとの世界に帰れるんだよね。 え・・う・・うん、そうだね。 今頃みんなどうしてるかなあ。学校の友達や、家族。 ボク・・まだ帰りたくないな。 あ・・そうだよね。また嫌な思いしちゃうかもしれないもんね。 でも、そうなっても、あたしがやっつけてあげるっ!! あかねちゃん。 ありがとう。でもそういう理由じゃないんだ。 元の世界に帰ったら、今みたいに毎日あかねちゃんと一緒にいられなくなっちゃうから。 校舎も違うし、会えるとしても、学校行くときや帰るときくらい。 それなら、ここにいたほうがずっとずっとあかねちゃんのそばにいられる。 こうやって、笑いあって楽しい毎日を過ごせるから。 だから・・・だからね、もう少しこのままこの世界にいたいんだ。 END |